MIMOCA NEWS 004



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このコーナーでは、美術館で働く人にインタビューし、普段なかなか知る機会のない舞台裏や職員の声をご紹介します。
今回は、ミュージアムショップ「販売」担当、吉田裕子さんにお話をうかがいました。


Q.まずは自慢の商品から。

A.「風呂敷」や「シールポストカード」など、あまり他所では見かけないユニークな商品が自慢です。フォルムのきれいな「スプーン」も人気で、これはリピーターが多いですね。ほとんどがオリジナルグッズですが、内容が充実していると自負しています。「ハンカチ」は種類が多く色もきれいで、お客様が選ぶのに困っておられることもよくあります。
あと、これは商品のことではありませんが、包装紙やショッピングバッグも素敵なんです。猪熊先生がデザインされたもので、ミモカマークとブルーの色の取り合わせがすっきりしているとお客様にも好評です。


Q.ディスプレイで気をつけていることは?

A. 「並べ方もアート」という気持ちで、すっきりとおしゃれに。猪熊先生が決められた定位置もあって、たとえばテーブルクロスは棚から何cmと決まっているんですよ。
また、季節によってショーケースの中を変えたりもしています。


Q.この仕事をしていてよかったと思う時は?

A. お客様とのコミュニケーションが楽しいです。どれを買うか迷っているお客様と一緒に選ばせていただいたり、「ハンカチは額に入れて飾ったり、襟に巻いてもいいですよ」とか「このTシャツは少し大きめなので重ね着も楽しめますよ」などご提案させていただいたり。楽しい職場です。


Q.耳より情報があれば教えてください。

A. 意外とご存知ない方が多いのですが、ミュージアムショップは観覧チケットがなくてもご利用いただけます。お買い物だけでも、気軽にお越しください。
他にも知っていると便利なご利用方法がいくつかかあります。カードはVISA、JCB、ダイナーズなどをご利用いただけます。贈答用もOK!数が多いときにはご予約できます。また、お買い上げ商品の発送や、電話・Eメールでのご注文も承っております。


Q.最後に一言。

A.忙しくてサービスが行き届かないときもあろうかと思いますが、できるだけお客様とのコミュニケーションを大切にして、楽しくお買い物をしていただけるよう心掛けています。いつでも気軽にお声をかけてください。


<インタビュアー感想>

吉田さんとお話していたお客様が、最後にはうれしそうにお買い物される姿をよく見かけます。吉田さん自身が猪熊画伯がつくったグッズとショップを愛しているからこそ、そんな気持ちがお客様にも伝わるんだなあと思います。





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