MIMOCA NEWS 008


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床を眺める

−ライムストーン−
     

美術館の建物は内側にも外側にも多くの石が使われていることを
ご存知ですか?
正面壁画はもちろんのこと、壁や床にもふんだんに石が使われて
います。どの石を使うかによって部屋の印象もがらりと変わります
が、足音さえも違って聞こえてくるから不思議です。
エントランスホールから2階へ向かう階段に敷かれた灰色の石は
一見コンクリートのようにも見えますが、これはイベリアライムスト
ーンというなめらかで柔らかな表情を持った石です。
ライム(Lime)は英語で「石灰」という意味。この石灰岩は石の中で
も比較的軟らかく、有名なところでエジプトのピラミッド、またヨー
ロッパ各地でも古くから建材として用いられています。
現代美術にあわせて建物全体がモノトーンでまとめられているた
め、色もグレーが選ばれました。外壁に使われた黒いスレートや
ゲートプラザから大階段に続く御影石など、その他の石の醸し出
す表情との違いもお楽しみください。




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