MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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1.展示風景
2.コレクション
3.《眠れる女》1927年 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団

無断転載禁止

猪熊弦一郎展 身体の表現 Genichiro Inokuma: The expressions of human bodies

会期:2011年3月6日(日)-5月15日(日) *会期中無休
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団

◎観覧料:一般 300円(240円) 大学生 200円(160円)
高校生以下または18歳未満・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金(企画展料金は別途)

◎概要
今回の常設展では、猪熊弦一郎(1902-1993)が人の身体を描いた作品をご紹介します。
猪熊は、人体を美しい造形であると考え、しばしば作品に描きました。東京美術学校在学中に描いた人物像では、肌の色や陰影の微細な変化によって写実的な表現がなされています。美校を離れ帝展に活躍の場が広がったころからは、勢いのある太い輪郭線やデフォルメ(変形)を用いるようになり、はちきれんばかりのボリューム感や女性特有の丸みや柔らかさなどが強調された猪熊独自の身体表現が培われていきました。1955年の渡米を機に作風が抽象表現へ変化すると身体が描かれることは少なくなりますが、晩年になると再び画面に登場します。身体の各部分は丸や角などのシンプルな幾何学的な形としてとらえられ、同時に、これらを包む輪郭は活き活きとした曲線で描かれました。
猪熊の70年に及ぶ長い画歴の中で、繰り返し描かれた身体の多彩な表現をお楽しみください。



[展示室A]
  1. 《自画像》1921年、油彩・カンヴァス、53.5×45.5 (cm)
  2. 《婦人像》1926年、油彩・カンヴァス、116.8×91
  3. 《裸婦》1925年、油彩・カンヴァス、100×80.5
  4. 《眠れる女》1927年、油彩・カンヴァス、116.8×90.9
  5. 《支那服の女》1936年、油彩・カンヴァス、145×112
  6. 《二人》1936年、油彩・カンヴァス、194×130
  7. 《着物の婦人》1930年、油彩・カンヴァス、145.5×112
  8. 《臥裸婦》1948年、油彩・カンヴァス、65.5×80.4
  9. 《横たはる裸婦》1948年、油彩・カンヴァス、60.5×72.5
  10. 《座せる群像》1951年、油彩・カンヴァス、131.2×162.5
  11. 《浴女》1940年、油彩,コンテ・カンヴァス、80.5×64.5
  12. 《クッションと裸婦》1948年、油彩・カンヴァス、45.7×52.8
  13. 《建築と裸婦》1990年、アクリル・カンヴァス、126.5×96
  14. 《横臥裸子と鳥達》1991年、アクリル・カンヴァス、96×127

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3.《眠れる女》1927年 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団

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