年間スケジュール Exhibition Timeline

◎2012年度に当館で開催された展覧会の一覧です。

塩田千春 私たちの行方 Chiharu Shiota―Where Are We Going?

2012年3月18日(日)−7月1日(日)
会期中無休
ドイツ、ベルリンを拠点に活動し、現在、世界から注目を集めている塩田千春の展覧会を開催します。塩田はこれまで物に込められた人々の記憶、不在ゆえに強く感じる存在の感覚、怒りや不安といった感情に正面から向き合い、作品に展開してきました。生活を送るうえで自身が感じる引っ掛かりを突き詰めた結果、制作される作品は、作家個人の思いを超えて見る者の感情を奥深くから揺さぶります。本展では、近年、新たに取り組んでいる他者との関係における「壁」をテーマにした作品や、瀬戸内に面する都市という当館の立地条件に触発された船を使ったインスタレーションなどを出品予定。塩田の現在をご紹介します。

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《不在との対話》2012年
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館でのインスタレーション
©Chiharu Shiota
photo by Sunhi Mang

ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー Takashi Homma: New Documentary

2012年7月15日(日)−9月23日(日)
会期中無休
昨年、金沢と東京を巡回したホンマタカシの個展が、いよいよ丸亀で開催されます。プリント作品はもちろん、シルクスクリーンや本、絵画、映像等、様々な手法を用いた作品を展示、表現と記録の間を行き来するホンマの「ニュー・ドキュメンタリー」が、写真とは何かを問いかけ見ることの本質に迫ります。

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《Tokyo and My Daughter》より 2006
©Takashi Homma

物物 Butsu Butsu

2012年7月15日(日)-9月23日(日)
会期中無休
著書『画家のおもちゃ箱』(文化出版局 1984)でもよく知られるように、猪熊弦一郎にはコレクターとしての一面もありました。道で拾ったゴミも高価なアンティークも区別なく、猪熊が愛おしく思う物が暮らしのなかで自然と集まったこのコレクションは、現在、当美術館に収蔵されています。そのなかから、スタイリストの岡尾美代子が気になる物を選び出し、それを写真家のホンマタカシが撮影しました。本展では、二人で「ブツブツ」言いながら選んだり撮ったりした物とその写真をご紹介します。

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展示風景
撮影:高橋マナミ

石内都 絹の夢 Ishiuchi Miyako SILKEN DREAMS

2012年10月7日(日)-2013年1月6日(日)
年末休館:12月25日-31日
石内都の新作展覧会。石内はこれまで作品を制作するなかで絹の衣服に触れ、絹への関心を呼び起こされたといいます。さらに6歳までを過ごした群馬県桐生市が織物の産地であったことから2010年より絹を題材とした新しい作品の制作を始めました。
明治・大正・昭和にかけて流行し、絹を着る喜びに満ち、ファッションを楽しむ当時の女性たちを垣間見せる銘仙、そして日本を支えてきた生糸産業の現況を、石内の目は、さまざまな過去と現実をのみこんだ上で、なお美しいものとして捉えています。本展では、銘仙を中心に繭や製糸工場など絹を取りまくものを、主に桐生市内で撮影した作品、約50点を出品します。

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《#15 解し絣銘仙 桐生 2011》2012年

猪熊弦一郎展 変化と不変 Genichiro Inokuma

2013年1月13日(日)-4月4日(木)
会期中無休
香川県立ミュージアム所蔵の猪熊の秀作が、ミモカにやってくる!

猪熊弦一郎(1902-1993)は70年の画業のなかで幾度か作風を大きく変化させました。年代順に並べると複数の画家が描いたようにも思える一方で、異なる時期の全く違うイメージのなかに、モチーフ、構図、色のバランスなどの共通する表現も見られます。本展では、香川県立ミュージアムが所蔵する猪熊の秀作約30点を中心に当美術館所蔵品とあわせて展示、猪熊の画業を回顧し、新しい美の表現を求め作風が変化し続けた猪熊芸術において、時代を通じて変わることのなかった「猪熊らしさ」に注目いたします。

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《バレリーナ 21世紀に贈るメッセージⅠ》1988年
香川県立ミュージアム所蔵
©公益財団法人ミモカ美術振興財団
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