年間スケジュール Exhibition Timeline

◎2013年度に当館で開催された展覧会の一覧です。

猪熊弦一郎展 変化と不変 Genichiro Inokuma

2013年1月13日(日)-4月4日(木)
会期中無休
香川県立ミュージアム所蔵の猪熊の秀作が、ミモカにやってくる!

猪熊弦一郎(1902-1993)は70年の画業のなかで幾度か作風を大きく変化させました。年代順に並べると複数の画家が描いたようにも思える一方で、異なる時期の全く違うイメージのなかに、モチーフ、構図、色のバランスなどの共通する表現も見られます。本展では、香川県立ミュージアムが所蔵する猪熊の秀作約30点を中心に当美術館所蔵品とあわせて展示、猪熊の画業を回顧し、新しい美の表現を求め作風が変化し続けた猪熊芸術において、時代を通じて変わることのなかった「猪熊らしさ」に注目いたします。

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《バレリーナ 21世紀に贈るメッセージⅠ》1988年
香川県立ミュージアム所蔵
©公益財団法人ミモカ美術振興財団

MIMOCA'S EYE vol.3 フランシス・アップリチャード展 
ポテトポエム
Francis Upritchard:Potato Poem

2013年4月13日(土)-6月30日(日)
会期中無休
*4月13日(土)、20日(土)は21:00まで開館(入館は20:30まで)
新進気鋭の若手作家を紹介するシリーズ「MIMOCA’S EYE」。第3回目となる今回は、ロンドン在住の女性作家フランシス・アップリチャードをご紹介します。アップリチャードは、粘土でつくられたカラフルな人体彫刻を中心にインスタレーションを制作。近年国際的に高い注目を集めています。本展はアップリチャードの日本初個展となります。わたしたちの既存の認識や異なる文化への理解を新たな視点でとらえ直そうとする作品は、その裏に潜む無数の解釈や世界の広さを見せてくれるでしょう。

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《Liar (うそつき)》 2012
courtesy of the artist and Kate MacGarry, London

猪熊弦一郎展 壁画の仕事 Genichiro Inokuma

2013年4月13日(土)-6月23日(日)
会期中無休
*4月13日(土)、20日(土)は21:00まで開館(入館は20:30まで)
2011年の夏に、建物解体現場で発見された、猪熊弦一郎(1902-1993)の壁画《都市流動》(1969年)をご紹介する展覧会です。
建物は同年1月に営業を終了した京都の老舗ホテル(旧ホテルフジタ京都)で、猪熊の壁画は1970年の開業当初からラウンジに設置されていましたが、1982年にホテルの改装で壁画の前に新たな壁が立てられたため、所在が分からなくなっていたのです。建物の取り壊しが発表されたことで、ホテルの所有者に匿名の電話があり、おかげで壁画は無事に解体現場から取り出されました。その顛末は新聞等で取り上げられ、「救われた壁画」として話題になりました。
壁画は所有者より丸亀市に寄贈され、2011年11月23日、当美術館の開館20周年記念イベントにて、発見時のままの痛んだ姿で1日だけ公開されました。本展では、その後、修復されて本来の姿を取り戻したこの壁画を、初公開いたします。

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《都市流動》1969年 旧ホテルフジタ京都ラウンジ壁画

大竹伸朗展 ニューニュー Shinro Ohtake: NEWNEW

2013年7月13日(土)-11月4日(月・祝)
会期中無休
【緊急開催決定】「大竹伸朗展 ニューニュー」の閉幕を記念して、11月4日(月) 16:00より大竹伸朗氏によるトークイベントを開催します。

大竹伸朗、待望の新作展。「大竹伸朗の現在」に焦点を当て、展示空間を最大限に活かした大型インスタレーションや絵画など新作及び未発表作を中心に構成します。さらに、夏期には高松市美術館との連携により、丸亀と高松で同時に2つの大竹伸朗展が開催されます。

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猪熊弦一郎展 新しい美-抽象の探求 Genichiro Inokuma:
Toward New Beauty—Exploring the Abstract

2013年11月16日(土)-2014年2月16日(日)
年末休館:12月25日-31日
猪熊弦一郎(1902-1993)の作品は、1955年の渡米後、具象から抽象に変化したと言われています。「オブジェクティブなものを除けるのに成功」*することは、虚飾のないニューヨークに拠点を構えた猪熊にとって、素の自分で勝負し、純粋で強い絵を描くために必要なことでした。
 しかし猪熊の作品は、このときに具象から抽象へと変化しただけではありません。生涯を通じて具象画と抽象画のあいだを行き来し、あるいは一つの作品のなかに二つの要素を同居させたりしました。自分だけが生み出せる「新しい美」をもつ絵画を描こうとした結果、独自の歩みを進めることになったのです。
 本展では、猪熊と抽象との関わり、具象・抽象の枠組みを超えるダイナミックさをもつ猪熊作品の魅力をご紹介します。
*「形のないものを描きたい 滞米二年で感じたこと」(談話)東京新聞、1957年8月13日

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《壺と婦人座像》1950年
©公益財団法人ミモカ美術振興財団

猪熊弦一郎展 丸亀とともに -香川県立丸亀高等学校所蔵作品を中心に Genichiro Inokuma Together with Marugame

2013年11月16日(土)-2014年2月16日(日)
年末休館:12月25日-31日
猪熊弦一郎(1902-1993)は、香川県立丸亀中学校(現 香川県立丸亀高等学校)を卒業後、東京美術学校(現 東京藝術大学)に進学。帝国美術院第7回美術展覧会(1926年)に初入選、第10回(1929年)、第14回(1933年)で特選となるなど、早くから画家としての才覚を発揮しました。1933年、丸中創立四十周年を記念して《妙義山》を制作。その後も継続的に作品を寄贈し、創立記念事業に合わせて講演を行うなど、母校とのつながりを大切にしていたことがうかがえます。本展は、猪熊と丸亀、中でも母校との関わりに注目し、その画業をご紹介するものです。

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《妙義山》1933年 香川県立丸亀高等学校所蔵
©公益財団法人ミモカ美術振興財団

あそびのつくりかた Playmaking

2014年3月1日(土)-6月1日(日)
会期中無休
あそぶ、とはどんなことでしょうか。現代の行き届いたサービスによって、人は日常に起こるかもしれないちょっとした困難を、比較的簡単に回避できるようになりました。楽しいことでさえ、自分で探す間もなく、あらかじめ用意されて身の周りにあふれています。市場化されたあそびに取り囲まれるなかで、私たちは与えられ続けることの閉塞感から抜け出し、さまよいながらも困難を解決したり、楽しさを発見する方法を見つけていかなければならないのかもしれません。あそびが「精神の技術」と称されることがあるように、人の心が崩れそうになっても立ち直り、いきいきと生きる感覚を取り戻す技術がそこに備わっているように思えます。退屈にみえた物事や困難までもが、私たちの行為や工夫によって豊かなあそびへと姿を変えていくとしたら。それは思考のレッスンであり、精神の技術であるのでしょう。現代美術で心も身体もときほぐし、ワクワクすること。そこには精神の技術につながるヒントがたくさん詰まっています。
     
【出品作家】 
梅田哲也(1980年熊本生まれ、大阪在住)
小沢剛(1965年東京生まれ、埼玉在住)
河井美咲(1978年大阪生まれ、ニューヨーク在住)
クワクボリョウタ(1971年栃木生まれ、岐阜/東京在住)

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