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常設展 猪熊弦一郎展
2008年2月3日〜2008年3月23日 会期中無休

キュレーターズ・トーク/毎月第4土曜日午後2時−


□当館の常設展では、収蔵している猪熊弦一郎の作品を展示しています。

 
≪色いろいろ≫
 
猪熊弦一郎(1902-1993)の作品は対比の強い色遣いに特徴があります。若いころは全体を少し
暗めの色でまとめたうえで、強くはっきりとした1色をおき、画面にポイントをつくりました。30代後半
からのパリへの遊学中や戦後には、赤と緑など、互いの色の強さを引き立てあう2色が用いられた
作品をみることができます。さらに晩年、ハワイにアトリエを構え、明るい日光のもとで制作するよう
になると、それまで以上に鮮やかな色を用いるようになりました。これらの作品では地の色を白くす
ることで、一層、鮮やかさを際立たせ、まるで画面から色があふれ出てくるような印象を与えます。
また、一つの作品には多くの色が用いられ、思いがけない組み合わせが展開されている点も見ど
ころです。
 
「私は次から次へ画面の上に新しい形と色の対比の世界を作りながらコンポーズして行く。」
(「白いカンヴァス」『読売新聞』1990.10.20)
 
今期の常設展では、猪熊ならではの色が楽しめる作品を展示しています。
 
 
 

 
[作品リスト] タイトル 制作年   材質   サイズ(縦×横cm)

展示室B 1 自画像 1922 油彩・カンヴァス 60.5 × 50.2
2 座像 1933 油彩・カンヴァス 145.5 × 112.5
3 1938 油彩・カンヴァス 41.0 × 33.0
4 臥裸婦 1948 油彩・カンヴァス 65.5 × 80.4
5 Agaru 1961 油彩・カンヴァス 157.8 × 91.5
6 創生期の花達 1983 アクリル・カンヴァス 91.0 × 126.0
7 宇宙胚胎 1984 アクリル・カンヴァス 194.0 × 130.4
8 エネルギーの原点 1984 アクリル・カンヴァス 121.5 × 136.7
9 創成期の生物達 1985 アクリル・カンヴァス 101.0 × 121.0
10 都市呼吸 1985 アクリル・カンヴァス 101.0 × 121.0
11 ポートレイトの会話 1988 アクリル・カンヴァス 194.0 × 130.0
12 横臥裸子1 顔4 鳥10 1991 アクリル・カンヴァス 127.0 × 96.0
13 横臥裸子と鳥達 1991 アクリル・カンヴァス 96.0 × 127.0
14 顔 バック 緑 1992 アクリル・カンヴァス 41.1 × 31.8
15 都市祭日 1992 アクリル・カンヴァス 116.8 × 91.0
16 真昼のカーニヴァル 1992 アクリル・カンヴァス 121.0 × 101.5


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