MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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1.《自画像》1924
2.《婦人像》1926
3.《画室》1932
4.《海と女》1935
5.《馬と少女》1935
6.《夜》1937

猪熊弦一郎展 純粋な芸術を求めて Genichiro Inokuma: Searching for Pure Art

会期:2014年10月4日(土)-2015年1月25日(日) *年末休館:12月25日-31日
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団

◎観覧料:一般 300円(240円) 大学生 200円(160円)
高校生以下または18歳未満・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金(企画展料金は別途)
*11月23日(日)は開館記念日のため観覧無料

東京美術学校において藤島武二に師事した猪熊弦一郎(1902-1993)は、事物の外形のみならずその本質を的確に捉え、それを絵画にあらわすことの重要性を学びます。1926年、在学中に帝展初入選を果たし、以降も入特選を重ねるなど、新進気鋭の画家として活躍。1935年、帝展改組に反対して第二部会に参加したものの、翌1936年には同会を脱退し、新制作派協会(現 新制作協会)の結成に携わります。昭和洋画壇史上最大の動乱とも称される当時の帝展騒動を、猪熊は後に「芸術的なことを純粋に勉強するチャンス」だったと語りました。
30歳代という情熱溢れる時期、政治や権力に左右されず、自身の信じる芸術を追求したいという本心に気づき、同じ志を抱く仲間とともに、純粋かつ自由に描き発表できる場を得られたことは、猪熊の画家としての生き方に、一つの指針を与えたと言えるのかもしれません。繊細な直感力、真の芸術を求める態度をもって描かれた猪熊作品を、パリ遊学以前の具象絵画を中心にご紹介します。

[展示室A]
  1. 《自画像》1924年、油彩・カンヴァス、38.3×38.0 (cm)
  2. 《習作(美術学校時代)》1925頃、油彩・カンヴァス、53.0×45.0
  3. 《題名不明》1926、油彩・カンヴァス、80.5×65.6
  4. 《駒場時代(林)》年代不明、油彩・カンヴァス、49.9×60.5
  5. 《題名不明》1925頃、油彩・板、23.6×33.0
  6. 《題名不明》1925、油彩・カンヴァス、37.9×45.5
  7. 《常子像》1923、油彩・カンヴァス、45.5×45.5
  8. 《母の像》1924、油彩・カンヴァス、72.8×60.8
  9. 《裸婦習作》1926、油彩・カンヴァス、72.6×60.3
  10. 《題名不明》1926、油彩・カンヴァス、81.0×53.2
  11. 《題名不明》1926頃、油彩・カンヴァス、91.0×60.9
  12. 《題名不明》1926頃、油彩・カンヴァス、72.8×53.0
  13. 《題名不明》1926頃、油彩・カンヴァス、72.7×53.0
  14. 《婦人像》1926、油彩・カンヴァス、116.8×91.0
  15. 《コンポジション》1930、油彩・カンヴァス、181.7×257.0
  16. 《二人》1931、油彩・カンヴァス、160.1×129.2
  17. 《画室》1932、油彩・カンヴァス、181.8×257.2
[展示室B]
  1. 《二人》1936年、油彩・カンヴァス、194.0×130.0 (cm)
  2. 《支那服の女》1936年、油彩・カンヴァス、145.0×112.0
  3. 《馬と少女》1935年、油彩・カンヴァス、112.0×144.5
  4. 《海と女》1935年、油彩・カンヴァス、180.1×288.7
  5. 《昼》1937年、油彩・カンヴァス、191.5×129.0
  6. 《夜》1937年、油彩・カンヴァス、197.5×289.5
  7. 《黄昏》1937年、油彩・カンヴァス、193.5×130.5

1.《自画像》1924
2.《婦人像》1926
3.《画室》1932
4.《海と女》1935
5.《馬と少女》1935
6.《夜》1937

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