MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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1. 猪熊弦一郎《自画像》1921年
2. 猪熊弦一郎《アンブレラの女》1938年
3. 猪熊弦一郎《箱の中の小猫》1949年
4. 猪熊弦一郎《Diving》1958年
5. 猪熊弦一郎《風景》1972年
6. 猪熊弦一郎《太陽と原始鳥》1988年
7. 猪熊弦一郎《Faces 80》1989年
8. 猪熊弦一郎《ダボとカガシ》1993年
9. 展示室A
10. 展示室B

1-8.©公益財団法人ミモカ美術振興財団


猪熊弦一郎展 関心を追って Genichiro Inokuma

会期:2021年6月19日(土)-9月5日(日)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(8月9日は開館)、8月10日(火)
8月17日(火)から8月31日(火)最終日9月5日(日)まで臨時休館

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団

◎観覧料
一般 300円(240円) 大学生 200円(160円)、高校生以下または18歳未満・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
*( )内は20名以上の団体料金(企画展料金は別途)

◎概要
猪熊弦一郎(1902-1993)は、70年に及ぶ画業のなかで何度も画風が変化しましたが、折々で主なモチーフも変わっています。
画業の初期、展覧会への出品作の中心は室内のモデルを描いた人物像でした。その後、30代後半に念願かなってようやくパリに遊学した際は、同じ人物と言えどもそれまでとは少し異なり、街角の人々の様子や顔のクローズアップを描いています。しかしパリに戦火が迫ったため帰国。従軍画家などとして赴いたアジアの国々では戦況以外にも現地の人々を描き、さらに戦後は猫をはじめとした動物と人物を組み合わせて描きました。
1955年に猪熊はニューヨークへと向かいます。志半ばで帰国することになったパリを再訪するにあたり、当時、活況を呈しており、自身の感性に合うと勧められたニューヨークを見てみようという意図がありました。その地で猪熊の絵画は抽象画へとすっかり様変わりします。渡米当初は動きや音といった、そもそも形のないものを多く描いていましたが、次第に街や風景を抽象的に描くようになります。ニューヨークには約20年と長く拠点を構えていたものの、体調を崩したことで日本への帰国を余儀なくされました。
帰国後は東京とハワイで制作します。しばらくすると都市から宇宙へと描く対象が変わり、その後、最愛の文子夫人の死を経て顔を描き始め、90歳で亡くなる年には新しくカガシが登場しました。
新しいものに興味を持ち、変わることを恐れなかった猪熊が、長い画業のなかで何をどのように描いてきたか、ぜひご覧ください。

[展示室A]
  1. 1.《自画像》1921年、油彩・カンヴァス、53.5×45.5
  2. 2.《眠れる女》1927年、油彩・カンヴァス、116.8×90.9
  3. 3.《着物の婦人》1930年、油彩・カンヴァス、145.5×112.0
  4. 4.《ピアノの前》1934年、油彩・カンヴァス、180.0×290.0
  5. 5.《アンブレラの女》1938年、油彩・カンヴァス、54.6×45.5
  6. 6.《裸婦とセロイスト》1939年、油彩・カンヴァス、32.7×19.1
  7. 7.《Portrait de Mr.Kurachi》1939年、油彩・カンヴァス、41.0×33.1
  8. 8.《マニラ娘》1942年、油彩・カンヴァス、45.6×35.7
  9. 9.《ビルマの娘》1944年、油彩・板、40.8×31.5
  10. 10.《箱の中の小猫》1949年、油彩・カンヴァス、80.5×65.0
  11. 11.《からす》1953年、油彩・カンヴァス、130.8×194.0
  12. 12.《Diving》1958年、油彩・カンヴァス、202.1×127.1
  13. 13.《夜の誕生》1962年、油彩・カンヴァス、152.4×127.2
  14. 14.《桃色の地図》1966年、アクリル・カンヴァス、203.5×126.8
  15. 15.《風景》1972年、アクリル・カンヴァス、178.0×202.5
[展示室B]
  1. 16.《地図でない地図 (C)》1978年、アクリル・カンヴァス、122.0×86.7
  2. 17.《スペース都市C》1982年、アクリル・カンヴァス、127.0×96.4
  3. 18.《出発》1983年、アクリル・カンヴァス、136.0×121.5
  4. 19.《違った星座の仲間》1986年、アクリル・カンヴァス、182.0×152.0
  5. 20.《通信衛星》1986年、アクリル・カンヴァス、194.0×259.0
  6. 21.《太陽と原始鳥》1988年、アクリル・カンヴァス、194.0×259.0
  7. 22.《顔12》1988年、アクリル・カンヴァス、96.5×66.0
  8. 23.《Faces 80》1989年、アクリル・カンヴァス、194.0×194.0
  9. 24.《顔2 猫2 鳥8》1991年、アクリル・カンヴァス、91.0×73.0
  10. 25.《カガシと鳥の対話》1993年、アクリル・カンヴァス、126.2×95.8
  11. 26.《カガシの夢》1993年、アクリル・カンヴァス、121.0×101.5
  12. 27.《カガシと顔達》1993年、アクリル・カンヴァス、121.0×101.5
  13. 28.《ダボとカガシ》1993年、アクリル・カンヴァス、120.8×101.4
  14. 29.《カガシと鳥達》1993年、アクリル・カンヴァス、110.7×91.0

1. 猪熊弦一郎《自画像》1921年
2. 猪熊弦一郎《アンブレラの女》1938年
3. 猪熊弦一郎《箱の中の小猫》1949年
4. 猪熊弦一郎《Diving》1958年
5. 猪熊弦一郎《風景》1972年
6. 猪熊弦一郎《太陽と原始鳥》1988年
7. 猪熊弦一郎《Faces 80》1989年
8. 猪熊弦一郎《ダボとカガシ》1993年
9. 展示室A
10. 展示室B

1-8.©公益財団法人ミモカ美術振興財団


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