MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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1. 猪熊弦一郎写真集『ニューヨークの壁』 表紙
2. 鈴木理策
3. 黒田益朗

猪熊弦一郎写真集『ニューヨークの壁』出版記念 対談 鈴木理策×黒田益朗

日時:2017年1月22日(日) 14:00-
会場:当美術館3階展示室C
料金:無料(要観覧チケット、100席)

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団

事前申込不要/当日会場にお集まりください。

◎概要
猪熊弦一郎の初の写真集『ニューヨークの壁』の出版を記念し、本書において、写真の編集を担当した鈴木理策と、デザインを担当した黒田益朗による記念対談を開催します。本書や猪熊の写真の魅力について、展示室でお話いただきます。

本写真集は、猪熊弦一郎が滞米中にニューヨークで撮影した、壁の落書きやポスターの剥がし跡の写真を紹介するもので、猪熊自身がファイルにまとめていた166点のスライドのうち57点を掲載しています。
この写真の編集(選別と配列)を行ったのが写真家の鈴木理策です。「写真」をこよなく愛する鈴木が「写真」として面白いものを厳選した結果、猪熊の美のセンスがギュッとつめこまれた1冊となりました。イメージがテンポよくつながり、ページをめくるのが楽しみで、見る人を飽きさせません。
グラフィックデザイナーの黒田益朗によるブックデザインは、全ての写真で猪熊が文字や絵を書き込んだスライドマウントがそのまま生かされたもので、これまでにない斬新なデザインです。同時に、その手書きの文字や絵からは猪熊の温かな人となりが伝わってきて、まさに「猪熊らしさ」があふれる本に仕上がりました。
なお、鈴木は2015年2月〜5月に当美術館で個展「鈴木理策写真展 意識の流れ」を開催しており、関連イベントのアーティスト・トークやワークショップなどでも度々当館を訪れました。今回は約2年ぶりに丸亀で鈴木の話を聞く機会となります。

1. 猪熊弦一郎写真集『ニューヨークの壁』 表紙
2. 鈴木理策
3. 黒田益朗

鈴木理策(すずきりさく)
1980年代半ばより写真を媒体に創作活動を行う。1998年初の写真集『KUMANO』(光琳社出版)を出版。2000年2冊目の写真集『PILES OF TIME』(1999年、光琳社出版)にて第25回木村伊兵衛写真賞を受賞。2015年から16年にかけて個展「鈴木理策写真展 意識の流れ」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、他2館巡回)を開催。

黒田益朗(くろだますお)
kuroda design 主宰。カタログ、CDジャケット、ヴィジュアルブックなどのグラフィックデザインや店舗サインなどを手掛け、写真家、建築家、作家等、様々なクリエーターとプロジェクトに携わる。鈴木理策の写真集では『Saskia』(2000年、リトルモア)、『Torii』(2012年、SUPER LABO)、『雪華図』(2012年、SUPER DELUXE)のブックデザインを担当。

企画展情報

関連プログラム

対談 鈴木理策×黒田益朗
2017年1月22日(日) 14:00-
猪熊弦一郎の初の写真集『ニューヨークの壁』の出版を記念し、本書において、写真の編集を担当した鈴木理策と、デザインを担当した黒田益朗による記念対談を開催します。

キュレーターズ・トーク
展覧会会期中の毎日曜日/14:00−
*1月22日は『ニューヨークの壁』出版記念対談開催のためキュレーターズ・トークは中止します
本展担当キュレーター(古野華奈子)が展示室にて見どころをお話しします。