MIMOCA NEWS 009


spot



展示室の照明 -スポットとウォールウォッシャー

展示室天井から点々とぶら下がるライト。このライトが2種類あるのを
ご存知ですか? 2種類のライトにはそれぞれの働きがあります。
 
まず、光の出る部分が本体に対して直角に切れているもの。
これはスポットライトといって作品を照らし出す役割を持っています。
ライトには20度、10度、5度と3つの角度のものがあり、作品の大きさ
や目的に応じて使い分けています。
 
次に光の出る部分が斜めになっているもの。
これはウォールウォッシャーといってスポットより広い範囲を照らすた
めに用います。美術館ではこのライトを作品ではなく、壁に向けて使
っています。展示室の壁が白く高さが7mもあるため、光の濃淡によ
ってその高さを実感できるようにする役割を果たしています。




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