MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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1. 展示風景
2. 猪熊コレクション
3.《猫に寄せる歌》1952年 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団

無断転載禁止

猪熊弦一郎展 色面による分割 Genichiro Inokuma: Division by color planes

会期:2011年8月28日(日)-11月6日(日) *会期中無休
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団

◎観覧料:一般 300円(240円) 大学生 200円(160円)
高校生以下または18歳未満・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金(企画展料金は別途)

◎概要
今回の常設展では、猪熊弦一郎(1902-93)が1930年代後半から1955年の渡米前までに描いた作品をご紹介します。
この時期の作品では、人や動物など身近なものがモチーフとなりました。そして画面全体が、複数の色面によって分割されるように描かれています。作品について、猪熊は次のように言っています、「単純化され影も日向もひとつの色面として利用する。」(猪熊弦一郎「色と形」『別冊アトリヱ』第一集、1949年10月) モチーフは、写実的に描かれるのではなく、デフォルメ(変形)されたり、四角や丸などのシンプルな形が組み合わされて描かれました。その形は、それぞれ暗い色や明るい色で塗り分けられています。背景もまた、色面を組み合わせて描かれています。このようにモチーフと背景は、ともに色面を用いて描かれ、その境目があいまいになっていくようです。
具象絵画でありながらも、様々な色の断片を散りばめた抽象画のように見えてくる、少し不思議な猪熊の作品世界をお楽しみください。

[展示室A]
  1. 《自画像》1921年、油彩・カンヴァス、60.5×50.2(cm)
  2. 《魚と女》1939年、油彩・カンヴァス、91.5×53.4
  3. 《Portrait de Mr.Kurachi》1939年、油彩・カンヴァス、41×33.1
  4. 《題名不明》1940年頃、油彩・カンヴァス、80.7×60
  5. 《座せる二人》1951年、油彩・カンヴァス、91.8×65.1
  6. 《猫と子供》1951年、油彩・カンヴァス、92×65.5
  7. 《バレリーナの夢想》1950年、油彩・カンヴァス、131×162
  8. 《子供と猫》1955年、油彩・カンヴァス、45.3×38
  9. 《頭上猫》1952年、油彩・カンヴァス、45.5×37.8
  10. 《鳥と遊ぶ子供達》1954年、油彩・カンヴァス、193.5×130
  11. 《からす》1953年、油彩・カンヴァス、130×194
  12. 《猫に寄せる歌》1952年、油彩・カンヴァス、181.5×259
  13. 《猫と住む人》1952年、油彩・カンヴァス、130.8×193.5
  14. 《馬と道化》1955年、油彩・カンヴァス、117×91

1. 展示風景
2. 猪熊コレクション
3.《猫に寄せる歌》1952年 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団

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