MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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1.猪熊についての講座のようす
2.アートカード体験のようす
3.造形体験のようす

丸亀どこでもMIMOCA Get to Know MIMOCA in Your Place

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団

MIMOCA(ミモカ:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)の学芸員が出張訪問し、美術や美術館の楽しみかたなど、さまざまなテーマでお話しします。美術に触れたり、地域について学んだり、親睦を深めたり、いろいろな場面でご活用ください。


対象
丸亀市にお住まいの方、もしくはお勤めの方を含む概ね3名以上の団体
(地域コミュニティ、自治会、企業、老人ホーム、その他自主団体など)

場所
原則として丸亀市内
(個人宅や飲食店を除く・お申込者でご準備ください)

料金
無料

開催期間
2018年度下半期:2018年10月1日(月)-2019年3月31日(日)
*2018年12月25日〜31日は除く

時間
午前10時から午後5時までの30分〜最長4時間程度
(開催日時は第2希望までご記入ください)

出張講座内容
下記よりテーマをお選びいただけます。時間内であれば複数選択できますが、当日のテーマ変更はできませんのでご了承ください。

1. 「猪熊弦一郎」   
  丸亀ゆかりの画家・猪熊弦一郎について、70年に及ぶ画業のほか、地域との関わりや少年時代のエピソードなどをご紹介します。

2. 「MIMOCA」  
  当美術館のなりたちや理念、建築の特徴、活動内容やおすすめのご利用方法などをご紹介します。

3. 「アート入門」NEW! 
  学芸員が、一押しの作品や作家、興味を持っていることについてお話しします。以下の5つのテーマからお選びください。(各テーマの内容はリンク先をご覧ください。)
 a【現代美術入門】
 b【みんなで話す、アートのこと】
 c【戦時下の猪熊弦一郎】
 d【ニューヨークの猪熊弦一郎】
 e【MIMOCAと子どもたち】

 

4. 「造形体験」
  猪熊作品にちなんだ簡単な工作を実施します。※材料や道具はこちらで準備いたします。

5. 「鑑賞」
  猪熊作品が掲載されたカードや大型図版等を用いて、対話型の鑑賞を行います。
  ※実際の作品を持ち出してお見せするものではありません。


申込方法
申込用紙をダウンロードし、開催希望日の2週間前までに、FAX (0877-24-7766) 、メール(mimoca_info)、郵送にてお送りいただくか、美術館1階受付にご提出ください。(美術館受付へのご提出は2018年12月24日まで)
また、本ページ下部のフォームからもお申し込みいただけます。
フォームが表示されない場合はこちらからご利用ください。→申込フォーム

申込用紙(Word)
申込用紙(PDF)

留意事項
・当館との開催日等の調整後に予約が確定となります。日程の調整・変更をご相談する場合がありますのでご了承ください。
・施設における集客・営利目的でのご利用、及び特定の団体・宗教活動の場合はお断りさせていただきます。


お問い合わせ
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団 
丸亀どこでもMIMOCA 担当
〒763-0022 丸亀市浜町80-1
[ TEL ] 0877-24-7755
[ FAX ] 0877-24-7766

■「アート入門」各テーマの内容


a【現代美術入門】
高さ6メートルの巨大な傘が野外に1000本立つ風景、布で作られた巨大な空間、一見雑草にしか見えない小さな木彫作品……などなど、現代美術にはさまざまな表現があります。「アートってなんかよう分からん」その素直な思いこそ現代美術を楽しむための大切な鍵です。百人百様の生き方があるように作品の受け止め方は人それぞれです。何が正解か不正解かなんてありません。本講座では、これまでミモカと関わりのあった作家と作品について紹介します。専門用語をできるだけ排し、参加者のみなさんとの意見交換を大切にしながら、現代美術の楽しみ方を一緒に考えます。新しい扉をノックしてみませんか?

b【みんなで話す、アートのこと】
 ミモカの学芸員から、最近のおすすめアートをご紹介します。好きなアーティストや作品、面白かった展覧会や美術館、アートスポットなど…。皆さんも一緒に意見を交わしたり、情報交換したり、自由に話しましょう。アート好きの方はもちろん、「そもそもアートって何が面白いの?」と思っている方も大歓迎です。

c【戦時下の猪熊弦一郎】
 猪熊弦一郎は40歳前後に戦争の時期を過ごしました。フランス遊学中に第二次世界大戦が勃発し、やむ無く帰国しますが、日本も太平洋戦争に突入します。戦時中は従軍画家として戦地へ派遣され、三点の「作戦記録画」を国に提出、他にも戦地の人々や風景を油彩画やスケッチに数多く描きました。自由な表現が許されず、命令を受けて戦争画を描くという特殊な状況下で、画家がどのように過ごし、その経験が後の画業にどう影響したのか、猪熊の軌跡をたどり考察します。

d【ニューヨークの猪熊弦一郎】
 53歳になる年の1955年にニューヨークを訪れた猪熊弦一郎は、その後、約20年間にわたって同地にアトリエを構えて制作します。猪熊にとってのニューヨークの魅力や、日本とはまったく違う環境に身を置いた猪熊の画業における新しい展開を、当時の交遊関係や流行していた美術のことなども交えながらお話しします。また、ニューヨークに滞在する日本人の少なかった時代に芸術を通して人と人を結んだ猪熊の姿もあわせてご紹介します。

e【MIMOCAと子どもたち】
 MIMOCAは猪熊の全面協力のもと、1991年11月23日に開館しました。猪熊はMIMOCA開館時に「子供たちの美術教育など、美のわかる人を作ることが、本当の平和を築くことになると信じます」*と述べており、子どもの入館料免除やワークショップなど、開館当初から子ども向けの事業に力を入れました。猪熊の考えと当館の特徴とともに、「美しいものに共感する心を育てる」ミモカの子ども向けの事業をご紹介します。
*「HOTLINE」、月刊美術、1992年1月号

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