荒木経惟 私、写真。 Nobuyoshi Araki-I, Photography

Facebook

会期:2017年12月17日(日)-2018年3月25日(日) *休館:2017年12月25日(月)-12月31日(日)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
助成:一般財団法人自治総合センター
協力:一色事務所、エプソン販売株式会社、株式会社写真弘社、art space AM


*本展は宝くじの助成をうけて実施します。

3月24日(土) は「SKY vol.18 おお雨 (おおはた雄一+坂本美雨) Live」準備のため、3階カフェレストMIMOCAのラストオーダーの時間が通常より早い17:00(クローズは通常と同じ18:00)となります。

◎観覧料
一般950円(760円) 大学生650円(520円) 高校生以下または18才未満・丸亀市内に在住の65才以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金
*同時開催常設展「猪熊弦一郎展 人物像」観覧料含む

◎概要
荒木経惟(1940- )は、1960年代半ばの活動の初期から現在まで、都市、人、花、空、静物といった被写体をどれも特別視することなく等しく日常のこととして撮影し、それらのもつ「生」の生々しさ、また「生」と切り離すことのできない「死」を捉えてきました。生と死の比重がそれぞれの写真によって異なって感じられるさまは、人間の生死の揺らぎや荒木個人の人生の反映ともとれ、作品の魅力を増しています。
本展では、これまでに撮影された膨大な写真のなかから、腐食したフィルムをプリントする、写真に絵具を塗る、割れたレンズで撮影するなど、何らかの手が加わることによって生と死をより強く意識させたり、両者の境を撹乱させるような作品を中心に展示します。こうした試みは、荒木の時々の感情から生まれる写真への率直な欲求であり、そのような作品は、従来の枠にとらわれることなく新しいことに挑み、写真にも自身にも真摯に向き合う荒木の姿を改めて伝えてくれることでしょう。さらに、現在の荒木の生を示すものとして、本展のために制作された丸亀市出身の花人、中川幸夫(1918-2012)へのオマージュとしての「花霊園」、友人の遺品であるカメラで撮影した「北乃空」などの新作も出品し、写真と一体となった荒木経惟をご紹介します。

1. 荒木経惟《花霊園》2017年
2. 荒木経惟《北乃空》2017年
3. 荒木経惟《北斎乃命日》2017年
4. 荒木経惟《ネガエロポリス》2015年
5. 荒木経惟《右眼墓地》2015年
6. 荒木経惟《死現実》1997年

すべて©荒木経惟
1-3, 6 courtesy of the artist and Yoshiko Isshiki Office, Tokyo
4, 5 courtesy of the artist and Rat Hole Gallery, Tokyo

◎関連プログラム
・キュレーターズ・トーク
本展担当キュレーター(松村円、吉澤博之)が展覧会をご案内します。
日時:会期中の毎日曜日 14:00− (他の展覧会関連プログラム開催時は実施しない場合があります。)
参加料:無料。ただし展覧会チケットが必要です。
申込:不要。1階受付前にお集りください。

・みんなで知ろう!アラーキー。
アラーキー(荒木さん)ってどんな人?どうやって撮ってるの?など、作品を見ながら担当キュレーターがわかりやすくお話します。
日時:①1月14日(日)、2月11日(日・祝) ②3月10日(土)、11日(日) 11:00-11:30
対象:①小学生 ②中学生、高校生とその年齢にあたる方。①②ともに保護者も一緒にご参加いただけます。
参加料:無料。ただし保護者の方は展覧会チケットが必要です。
申込:不要。1階受付前にお集まりください。

◎作家略歴

荒木経惟 http://www.arakinobuyoshi.com/main.html

1940 東京都に生まれる。
1963 千葉大学工学部写真印刷工学科卒業。電通に入社。
1964 「さっちん」で第1回太陽賞を受賞。翌年、初の個展「さっちんとマー坊」を新宿ステーションビルで開催。
1967 父、長太郎死去。
1971 青木陽子と結婚。新婚旅行を撮影した『センチメンタルな旅』(限定1,000部)を自費出版。
1972 陽子と京都に旅行。電通を退社。
1974 ポラロイドを撮り始める。母、きん死去。
1979 雑誌「ウィークエンドスーパー」(セルフ出版)連載にて、4月1日から日付入りの写真を撮り始める。8月6日、8月9日、8月15日の日付や未来の日付を故意に入れる。
1982 世田谷のウィンザーハイム豪徳寺に入居。
1990 妻、陽子死去。第二回「写真の会」賞、日本写真家協会年度賞を受賞。
1991 『空景/近景』(新潮社)刊行。
1992 初の海外での個展「ART-TOKYO 1971-1991」をグラーツ市立公園フォーラムで開催。ザルツブルグ、ロッテルダム、エッセンなどヨーロッパ各地を巡回。
1993 『エロトス』(リブロポート)刊行。
1997 原美術館にて個展「アラーキー レトログラフス」を開催。
ウィーンのヴァイナー・ゼセッションの100周年記念展として、個展「Tokyo Comedy」開催。
中川幸夫との二人展「花淫 さくら」(ギャラリー小柳)を開催。
『死現実』(青土社)刊行。
1999 東京都現代美術館にて個展「センチメンタルな写真、人生。」を開催。
2000 イタリア、プラートのルイジ・ペッチ現代美術センターにて個展「センチメンタルな旅」を開催、パリの国立写真センターへ巡回。
2002 「日本人ノ顔」プロジェクトを開始。
2003 下北沢のギャラリー、ラカメラでポラロイドの展覧会「PolAnography」を開始(毎月1-10日の10日間。現在も継続中)。
2005 ロンドンのバービカン・アートギャラリーで個展「Self. Life. Death」を開催、同名の関連書籍を刊行(ファイドン)。
『青ノ時代』、『去年ノ夏』(いずれもアートン)刊行。
2008 熊本市現代美術館で個展「熊本ララバイ」開催、「母子像」を発表。
「オーストリア科学・芸術勲章」受勲。オーストリア科学・芸術アカデミーの生涯会員となる。
前立腺癌であることがわかる。
2009 『東京ゼンリツセンガン』(ワイズ出版)、『遺作 空2』(新潮社)、『遺作 空2』(タカ・イシイギャラリー)刊行。
2010 愛猫チロ、22歳で死去。
スイス、ルガーノ美術館で個展「Love and Death」を開催。「死空」「チロ死後」などを発表。
2011 3月11日は早稲田のAaT Roomにいた。帰宅途中の車の中から「色光線」を撮影する。
新潟市より第6回安吾賞受賞。自宅で撮影した「堕落園」を安吾に捧げる。
12月31日、豪徳寺から梅丘に転居。「西ノ空」に別れを告げる。
2012 これまでに刊行した450冊以上の出版物を集めた「荒木経惟写真展 アラーキー」をIZU PHOTO MUSEUMで開催。翌年、同展にて毎日芸術賞特別賞受賞。
2014 豊田市美術館、新潟市美術館、資生堂ギャラリーの3カ所で展開する個展「荒木経惟 往生写集」を開催。「道」、「8月」、「去年の戦後」などの新作を発表。
2016 パリのギメ東洋美術館で個展「ARAKI」を開催。
2017 東京オペラシティー アートギャラリーで「荒木経惟 写狂老人A」を、東京都写真美術館で「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971- 2017-」を開催。

*『往生写集』(平凡社・2014年)「荒木経惟 略歴」を参考に作成

関連プログラム

キュレーターズ・トーク
展覧会会期中の毎日曜日/14:00−
本展担当キュレーター(松村円、吉澤博之)が展覧会をご案内します。

みんなで知ろう!アラーキー。
日時:①1月14日(日)、2月11日(日・祝) ②3月10日(土)、11日(日) 11:00-11:30
対象:①小学生 ②中学生、高校生とその年齢にあたる方。①②ともに保護者も一緒にご参加いただけます。
アラーキー(荒木さん)ってどんな人?どうやって撮ってるの?など、作品を見ながら担当キュレーターがわかりやすくお話します。

ワークショップ情報

写真でかくれんぼ
2018年2月11日(日・祝)
13:00~16:00
企画展の出品作家である荒木経惟が展示される作品の撮影にも使用しているポラロイド社のカメラを使って、写真で“かくれんぼ”をします。隠れる人は美術館をまわり、ここだと思った場所やそこにあるものを見つからない様に撮影します。見つける人は、撮影された写真をヒントに美術館をまわり、どこでその写真を撮ったのかを当ててください。チームに分かれてどちらが多く隠れていたポイントを見つけられるか競います。

ページトップ