MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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1. 大岩オスカール《虹》2003年 高松市美術館蔵
2. モナ・ハトゥム《地図》1998年 金沢21世紀美術館蔵 ©Mona Hatoum Photo:SAIKI Taku 画像提供:金沢21世紀美術館
3. 米田知子《馬・避難した村・飯舘村・福島》2011年 東京都写真美術館蔵 ©Tomoko YONEDA Courtesy of ShugoArts
4. 小金沢健人「正方形並行生成」2023年より《ddds-22(diptych)》
5. 畠山直哉《2019年10月6日 岩手県陸前高田市》2019 年 ©Naoya Hatakeyama Courtesy of Taka Ishii Gallery
6. 兼子裕代〈Mirrors of Happiness〉より《ロシアン・マルベリーの接木をするアデラとイェニ》2023年 ©︎KANEKO Hiroyo Courtesy of The Third Gallery Aya
7. 猪熊弦一郎《顔20》1989年 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団

回復する Recovery

会期:2023年12月23日(土)-2024年3月10日(日)
休館日:月曜日(1月1日、1月8日、2月12日は開館)、2023年12月26日(火)−31日(日)、2024年1月4日(木)、1月9日(火)、2月13日(火)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
助成:一般財団法人自治総合センター

◎観覧料
一般950円(760円) 大学生650円(520円) 高校生以下または18才未満・丸亀市内に在住の65才以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
*( )内は前売及び20名以上の団体料金
*同時開催常設展「猪熊弦一郎展 好奇心と素直さ」観覧料を含む

◎概要
 新型コロナウイルス感染症の始まりから約3年、私たちは不安を抱えた長い日々が終わることを待ち望みながら、今日、明日、またその次の日と一歩ずつたゆみなく歩みを進めてきました。以前と変わらないような日々を得た人もいれば、まだその渦中にある人と、一様に復調したとは言えないなか、新たな争いや災害は起こり、平穏な日々を得ることの難しさに直面しています。しかしこれまでを振り返ってみたとき、誰もが小さな凸凹を乗り越えた経験をもち、大きな出来事に遭遇したとしても、それぞれの傷を内包しながら時を重ね進んできた希望をみることができます。
 以前と同じに戻ることができないような経験をし、異なる 時間に身を置くことになった後、それでも日々を続けるために取り得る態度にはどういったものがあるでしょうか。社会や自己のあり方の問い直し、他者との関わり、時間の経過など、地道な手段は私たちの推進力になり得ます。本展ではそうした力に目を向け、希望を宿した作品を通して、弱った心身を受容しながら生きる術を考える契機となることを試みます。

1. 大岩オスカール《虹》2003年 高松市美術館蔵
2. モナ・ハトゥム《地図》1998年 金沢21世紀美術館蔵 ©Mona Hatoum Photo:SAIKI Taku 画像提供:金沢21世紀美術館
3. 米田知子《馬・避難した村・飯舘村・福島》2011年 東京都写真美術館蔵 ©Tomoko YONEDA Courtesy of ShugoArts
4. 小金沢健人「正方形並行生成」2023年より《ddds-22(diptych)》
5. 畠山直哉《2019年10月6日 岩手県陸前高田市》2019 年 ©Naoya Hatakeyama Courtesy of Taka Ishii Gallery
6. 兼子裕代〈Mirrors of Happiness〉より《ロシアン・マルベリーの接木をするアデラとイェニ》2023年 ©︎KANEKO Hiroyo Courtesy of The Third Gallery Aya
7. 猪熊弦一郎《顔20》1989年 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団

【出品作家】
猪熊弦一郎(1902年香川県生まれ、1993年没)
大岩オスカール(1965年サンパウロ生まれ、ニューヨーク在住)
兼子裕代(青森県生まれ、カリフォルニア州オークランド在住)
小金沢健人(1974年東京都生まれ、在住)
畠山直哉(1958年岩手県生まれ、東京都在住)
モナ・ハトゥム(1952年ベイルート生まれ、ロンドン在住)
米田知子(1965年兵庫県生まれ、ロンドン在住)

企画展情報

関連プログラム

親子でMIMOCAの日
2024年1月20日(土)・21日(日) 各日10:00-18:00(入館は 17:30 まで)
高校生以下または18歳未満の観覧者1名につき、同伴者の方はどなたでも2名まで無料となります。

キュレーターズ・トーク
2024年1月7日(日)、2月4日(日)、3月3日(日) 各日14:00-
本展担当キュレーター(松村円)が展覧会をご案内いたします。

ワークショップ情報

日光で描くフォトグラム~青写真をつくろう!
日時 2024年2月12日(月・祝)10:00~16:00 *45分間のお昼休憩を含む
講師 兼子裕代(写真家)

「回復する」展出品作家・兼子裕代によるワークショップ。カメラを使わずに像を写し取るフォトグラムの中でも、美しい青色の濃淡が特徴のサイアノタイプを、印画紙からつくります。
※詳細ページにレポートを掲載しています。

つないでつくる つなぎんぐ
日時 2023年11月12日(日)13:30~16:30
講師 小金沢健人(アーティスト)
パステルや色鉛筆などの画材を使って、隣の人と画用紙を交換して描きながら、参加者全員で作品を作り上げます。本ワークショップで制作された作品は企画展「回復する」の一部として出品される可能性があります。