現在開催中の企画展 On View

猪熊弦一郎展 風景、顔 Genichiro Inokuma-Landscapes, Faces

2018年7月14日(土)-9月30日(日)
会期中無休
猪熊弦一郎(1902−1993)は70年に及ぶ画業のなかでも、主に1970年代前半に発表した「Landscape」と題した抽象画と、「顔」をシンプルに描いた晩年の作品がよく知られています。「Landscape」は、1955年からニューヨークを拠点としていた約20年の間に得たテーマである「都市」から生まれた独自の抽象画として描いたもの、「顔」は、85歳で最愛の妻、文子を亡くした後に描き始め、画業の最後に具象も抽象も区別のない境地に至るきっかけとなった作品です。
本展ではこの二つの作品群を中心に、20代から折りに触れて描いた「風景」と「顔」の作品を出品します。「絵として美しい」ものを描くために余分なものをどんどん省きつつ、何ものにもとらわれずに描くようになっていった道程を、猪熊を代表する二つのモチーフを通してお楽しみください。
猪熊弦一郎《Faces 80》1989年 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団
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