MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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1. 猪熊弦一郎《藤田嗣治像》1938年
2. 猪熊弦一郎《Rainbow Z1》1976年
3. 猪熊弦一郎《角と丸 CW》1977年
4. 猪熊弦一郎《宇宙都市計画》1981年
5. 猪熊弦一郎《ふる里と車》1981年

展示室A
パリの猪熊弦一郎と藤田嗣治
展示室B
猪熊弦一郎展 ハワイで見つけた色と形
Gallery A
Genichiro Inokuma and Leonard Foujita in Paris
Gallery B
Genichiro Inokuma: Colours and Shapes in Hawaii

会期:2021年3月20日(土・祝)-6月6日(日) 
休館日:月曜日(5月3日は開館)、5月6日(木)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団

◎観覧料
一般 300円(240円) 大学生 200円(160円)、高校生以下または18歳未満・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
*( )内は20名以上の団体料金(企画展料金は別途)

◎概要

展示室A
パリの猪熊弦一郎と藤田嗣治

 生前の猪熊弦一郎(1902-1993)に会ったことがある人に、そのときの印象を尋ねると、ほとんどの人から「誰に対しても同じように接していて、自分のことも丁寧にあつかってくれた。親しく話しかけてくれた」という返事がかえってきます。実際に、弦一郎と妻の文子はどちらも面倒見がよく人好きのする性格で、自宅やアトリエには訪問客が絶えなかったそうです。
 なかでも近しい間柄だった一人に、エコール・ド・パリの画家として知られる藤田嗣治(ふじたつぐはる1886-1968)がいます。二人の交友は、1939年(昭和14)にフランスのパリで深まりました。猪熊夫妻は前年からパリで暮らしており、一方の藤田は、この年の5月に、君代夫人を伴って8年ぶりに日本からパリに戻ってきました。両夫妻はほどなく親しく付き合うようになります。
 本展では、当館所蔵品のうち、パリでの二人の交友を示す素描や書簡をご紹介します。藤田の手によるものは、どれも猪熊が生涯大切に保管していた品であり、多くが初出品となります。


展示室B
猪熊弦一郎展 ハワイで見つけた色と形

「純粋を求めて描いているうち、ぼくの絵はこういうふうになったの。だんだん、みんなに判らなくなっていくだろうな。だけど、絵というものは心で描くものなんです。60年間絵を描き続けてきたけれど、これからが本当の自分の絵になるのじゃないかと、そういう気がしています」(『The Hawaii Hochi』1982年4月23日)

 猪熊弦一郎(1902-1993)は、約20年間のニューヨーク滞在を経て、1975年から制作の拠点を東京とハワイに移します。日本の冬にあたる時期をあたたかいハワイで制作するようになった猪熊の絵は、フレッシュな色彩になり、大胆な色面の構成が見られるようになります。特にピンクや紫、褐色はハワイでの制作を機に頻繁に使われるようになります。
 ニューヨークでは都市の景観をテーマとした、色味を抑え整然とした印象の抽象画でしたが、ハワイでは色や形が自由にのびのびと描かれるようになり、テーマも角と丸、宇宙など様々に変化しました。
 80年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催されたピカソ展を見るためにニューヨークへ行き、感動して3回も見るほど刺激を受けました。82年にはハワイのホノルル美術館フォーカス・ギャラリーで個展、香川県文化会館では自身初となる大規模な回顧展が開催されるなど着実な成果を生みました。
 本展では、新天地で新しい作品に向かって果敢にチャレンジを続けた、ハワイ時代前半の作品をご紹介します。

[エントランス]
  1. 《顔31》1989年、アクリル・カンヴァス、194.0 ×194.0

[展示室A]
  1. 猪熊弦一郎《題名不明》制作年不明、インク・紙、20.9×27.0
  2. 藤田嗣治、猪熊弦一郎宛葉書、1930、印刷物、14.1×9.1
  3. 藤田嗣治、猪熊弦一郎宛年賀状、1936、印刷物、14.1×9.1
  4. 藤田嗣治、猪熊弦一郎宛年賀状、1937、印刷物、14.1×9.1
  5. 藤田嗣治、猪熊弦一郎宛葉書、1938、インク・紙、14.0×9.0
  6. 藤田嗣治《Mon Ami Gén》1939、水彩,鉛筆・紙、26.9×20.2
  7. 藤田嗣治、猪熊夫妻宛書簡、1939、インク・紙、20.4×27.0
  8. 藤田嗣治、猪熊文子宛書簡、1939頃、インク・紙、17.4×10.1
  9. 猪熊弦一郎《題名不明》1939、インク・紙、17.3×10.1
  10. 猪熊弦一郎《藤田嗣治像》1938、インク・紙、20.2×17.9
  11. 猪熊弦一郎《藤田嗣治像》1938、インク,水彩・紙、20.3×17.9
  12. 猪熊弦一郎《Mr. Foujita》1938、インク・紙、17.4×10.0
  13. 藤田嗣治《題名不明》1939頃、インク・紙、35.1×24.2
  14. 作者不明《Inokuma et Foujita》1939頃、インク・紙、37.1×26.4
  15. 藤田嗣治《猪熊文子像》1939頃、鉛筆・紙、17.5×10.0
  16. 藤田嗣治《猪熊文子像》1939頃、鉛筆・紙、17.4×10.0
  17. 藤田嗣治《猪熊文子像》1939頃、鉛筆・紙、17.2×10.0
  18. 藤田嗣治《藤田君代像》1939頃、鉛筆・紙、31.5×23.1
  19. 猪熊弦一郎・藤田嗣治《題名不明》1939頃、鉛筆・紙、31.6×23.2
  20. 猪熊弦一郎《題名不明》1939、鉛筆・紙、37.1×26.3
  21. 藤田嗣治《題名不明》1939、水彩,鉛筆・紙、30.2×26.3
  22. 猪熊弦一郎《藤田嗣治像》1939、インク・紙、30.5×22.2(マット内寸)
  23. 猪熊弦一郎《題名不明》1939、鉛筆・紙、37.1×26.2
  24. 藤田嗣治《題名不明》1939頃、インク・紙、17.0×10.4
  25. 藤田嗣治《題名不明》1939頃、インク・紙、17.0×10.4
  26. 藤田嗣治、葉書、1939頃、インク・印刷物、13.7×8.8
  27. 藤田嗣治、猪熊夫妻宛書簡、1939頃、インク・紙、26.9×20.2
  28. 藤田嗣治、猪熊夫妻宛書簡、1939頃、水彩,インク・紙、20.5×27.0
  29. 藤田嗣治《題名不明》1939頃、インク,水彩・紙、35.1×24.8
  30. 藤田嗣治《題名不明》1939頃、インク・紙、27.5×25.2
  31. 藤田嗣治《題名不明》1939、コラージュ,インク・紙、25.1×32.5
  32. 藤田嗣治《巴里城外》1937、油彩・カンヴァス、40.9×31.8

[展示室B]
  1. 《Landscape Green A》1976年、アクリル・カンヴァス、136.8×120.2
  2. 《Rainbow Z1》1976年、アクリル・カンヴァス、194×130.4
  3. 《都市空間》1976年、アクリル・カンヴァス、110.3×95.1
  4. 《角と丸 CW》1977年、アクリル・カンヴァス、190.3×175.3
  5. 《地図でない地図》1978年、アクリル・カンヴァス、194.0×182.0
  6. 《ターゲット達と三角》1979年、アクリル・カンヴァス、136.5×122.5
  7. 《自由の住む都市》1980年、アクリル・カンヴァス、137.2×122.0
  8. 《夜を飛ぶ》1980年、アクリル・カンヴァス、137.0×122.3
  9. 《宇宙は機械の運動場 No.1》1981年、アクリル・カンヴァス、200.0×140.0
  10. 《ふる里と車》1981年、アクリル・カンヴァス、152.0×182.5
  11. 《宇宙都市計画》1981年、アクリル・カンヴァス、121.5×136.0
  12. 《宇宙生物の限界》1982年、アクリル・カンヴァス、116.7×91.0
  13. 《宇宙胚胎》1984年、アクリル・カンヴァス、194.0×130.4

1. 猪熊弦一郎《藤田嗣治像》1938年
2. 猪熊弦一郎《Rainbow Z1》1976年
3. 猪熊弦一郎《角と丸 CW》1977年
4. 猪熊弦一郎《宇宙都市計画》1981年
5. 猪熊弦一郎《ふる里と車》1981年