MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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1.ニューヨークの猪熊弦一郎(写真提供 文藝春秋)
2.猪熊弦一郎《The City (Green No.4)》1968年
3.猪熊弦一郎《タクシー》「小説新潮」表紙絵1960年5月号
4.猪熊弦一郎《題名不明》1960年
5.《セントパトリックデー》1959年、撮影:猪熊弦一郎
6.《アトリエの窓》1962年、撮影:猪熊弦一郎
7.《我家の裏庭》1958年、撮影:猪熊弦一郎

2-7 Ⓒ公益財団法人ミモカ美術振興財団

猪熊弦一郎展
いのくまさんとニューヨーク散歩
FEELIN’ GROOVY! : Walk Around New York with Genichiro Inokuma

会期:2021年6月19日(土)-9月5日(日)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(8月9日は開館)、8月10日(火)

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団

◎観覧料
一般950円(760円)、大学生650円(520円)、高校生以下または18歳未満・丸亀市在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
*同時開催常設展観覧料を含む
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金

◎概要
猪熊弦一郎(1902-93)は、1950年代半ばから約20年間ニューヨークで活動しました。
第二次世界大戦後のニューヨークは活気にあふれ、世界中から多様なアーティストが集まって、パリに代わる芸術の拠点となっていました。1955年、猪熊は戦前に暮らしたパリへ向かう予定で日本を発ちますが、途中立ち寄ったニューヨークにすっかり魅了されます。結局パリ行きをとりやめ、この街に居を構えました。
自宅から歩いて行ける距離に立ち並ぶ世界有数の美術館やギャラリーで、名画や最先端の美術を思う存分鑑賞し、高層ビルや斬新な建築物を眺め、パレードや路上ライブを楽しみ、路地裏の落書きを夢中で撮影するなど、猪熊はニューヨーク暮らしを堪能します。
環境の変化は作画にも大きな影響を与え、渡米後、猪熊の表現は具象から抽象へと様変わりしました。そして、ウィラードギャラリーの所属作家として個展を10回開催するなど精力的に新作を発表し続けました。
本展覧会では、「編集長」として編集者の岡本仁氏を、「副編集長」として元ニューヨーカーの河内タカ氏を迎え、猪熊のニューヨーク時代の作品と、猪熊が撮った映像や写真、大量にストックしていたギャラリーの展覧会案内などの資料を展示、彼の画業をその時代背景を含めてご紹介します。猪熊弦一郎が見ていたニューヨークの街を散歩するように展覧会をお楽しみいただけることでしょう。

1.ニューヨークの猪熊弦一郎(写真提供 文藝春秋)
2.猪熊弦一郎《The City (Green No.4)》1968年
3.猪熊弦一郎《タクシー》「小説新潮」表紙絵1960年5月号
4.猪熊弦一郎《題名不明》1960年
5.《セントパトリックデー》1959年、撮影:猪熊弦一郎
6.《アトリエの窓》1962年、撮影:猪熊弦一郎
7.《我家の裏庭》1958年、撮影:猪熊弦一郎

2-7 Ⓒ公益財団法人ミモカ美術振興財団

◎展覧会の見どころ  

1. 展覧会を「編集」する
本展では、「編集長」として、これまで数々の雑誌や書籍を編集、執筆してきた編集者の岡本仁氏を、「副編集長」として、長年ニューヨークに暮らし、展覧会のキュレーションや執筆等で欧米の近現代の芸術文化を日本に伝えてきた河内タカ氏を迎え、展覧会を「編集」していただきました。猪熊のニューヨーク時代の画業と当時のニューヨーク文化が、両氏が選んだ猪熊作品と資料によって、雑誌をめくるように楽しくテンポ良く紹介されます。また、カタログのかわりに、両氏執筆、編集による32ページのタブロイド紙を発行します。

2. 猪熊弦一郎が撮影したニューヨークの映像を初公開
猪熊が8ミリフィルムで撮影したニューヨークの映像を5本、初公開します。当館が所蔵する猪熊由来の8ミリフィルムは約140本あり、その多くがニューヨークで撮影されたものです。画家の目が捉えた1950年代から60年代にかけてのニューヨークの様子を、貴重なカラー映像でご覧いただけます。なお、これらの8ミリフィルムは、2018、19年度の改修工事による長期休館の際にデジタル化を行い、今回の公開にいたりました。

3. 猪熊弦一郎が所蔵していた大量のダイレクトメールを初公開
ニューヨークで暮らすあいだ、さまざまなギャラリーから送られてきた展覧会の案内状やポスターを、猪熊は大量に保管していました。当時のニューヨークのアートシーンが凝集されたこれらのダイレクトメールを、ギャラリーごとに束にして展示します。猪熊がニューヨークで日々刺激を受けていた最先端のアートを物量的に体感していただけます。

◎プロフィール

猪熊弦一郎(いのくまげんいちろう)
1902年香川県高松市生まれ。東京美術学校で藤島武二に師事。画家として、戦前はパリ、戦後は東京、ニューヨーク、ハワイと国内外で活動する。1991年故郷に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が開館。1993年逝去、90歳。

岡本 仁(おかもとひとし)
マガジンハウスにて『BRUTUS』『relax』『ku:nel』などの雑誌編集に携わったのち、2009年にランドスケーププロダクツに入社、企画やブランディングなどを担当。並行して執筆や編集の活動も行う。本年7月より霧島アートの森(鹿児島)にて特別企画展「岡本仁展 楽しい編集って何だ?」を開催予定。

河内タカ(かわちたか)
サンフランシスコのアートカレッジを卒業後、ニューヨークを拠点に展覧会のキュレーションや写真集の編集などを数多く手がける。30年に渡る米国暮らしの後、2011年に帰国。著書に『アートの入り口アメリカ編』(2016、太田出版)、『芸術家たちⅡ[ミッドセンチュリーの偉人編]』(2019、AKATSUKI PRESS)など。

企画展情報

関連プログラム

親子でMIMOCAの日
2021年7月10日(土)・11日(日) 各日10:00-18:00(入館は 17:30 まで)
高校生または18歳未満の観覧者1名につき、同伴者2名まで観覧無料となります。