年間スケジュール Exhibition Timeline

◎2017年度に当館で開催する展覧会のスケジュール(予定)です。

開館25周年記念 MIMOCAコレクション じつはいろいろあるんです! MIMOCA’s Collection: Artworks of All Kinds!

2017年2月25日(土)-5月28日(日)
会期中無休
当館は、猪熊から寄贈された作品をコレクションとして1991年に開館しました。以来、25年のあいだには、猪熊の作品や当館で開催した展覧会に関わる作家の作品が寄贈、寄託され、コレクションがいっそう充実してきました。本展では、これまで紹介する機会の少なかった、須田悦弘、中川幸夫、ホンマタカシ、やなぎみわなどの優れた作品の数々を、開館25周年を記念して公開します。各作家の代表作や飛躍のきっかけとなった作品を、ご堪能ください。

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中川幸夫《魔の山》1989年(再制作2001年)
Ⓒ中川幸夫

志賀理江子 ブラインドデート Lieko Shiga: Blind Date

2017年6月10日(土)-9月3日(日)
会期中無休
写真を通して自身と社会が交差する接点に生じる「イメージ」の探求を続ける志賀理江子(1980-)。本展では、2009年にバンコクの恋人たちを撮影したシリーズ「ブラインドデート」を始まりとして、「弔い」「人間の始まり」「大きな資本」「死」などをめぐる考察と物語が綴られていきます。出品作品は、写真プリントの他に約20台のスライドプロジェクターによってインスタレーションを構成。会場に置かれたプロジェクターの点滅は、生、暗闇と光、この世界に相反しながら同時に存在するものごとの隠喩でもあります。私たちの肉眼で見えぬものは何か。その領域をこそ写し出す写真というメディアに懸ける志賀は、出来うる限りの正直さで社会をまなざしながら、人間の生から離れない写真の空間を立ち上げます。

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猪熊弦一郎展 戦時下の画業 Genichiro Inokuma - Works during World War Ⅱ

2017年9月16日(土)-11月30日(木)
会期中無休
猪熊弦一郎(1902−93)は、40歳前後に戦争の時期を過ごし、軍の委嘱で作戦記録画を描く従軍画家として二度戦地へ派遣されました。猪熊が描いた作戦記録画として現存するのは一点で、他に戦争を直接あらわした絵はほとんど残っておらず、一方、従軍先で市井の人々や風景を描いた油彩画、疎開先で描いたデッサンなどは、猪熊の手元に保管されていました。その多くは日常を描いた当たり障りのない写実的なもので、表現が規制された当時の状況や、それでも何か描かずにはいられなかった画家の有り様がうかがえます。
戦後、猪熊は戦争画について、自分の思いを語ることはほぼありませんでした。戦後70年を過ぎて戦時下の芸術が再考されるなか、本展では、同時期の猪熊の足跡をたどり、一人の画家が戦争とどう向き合い、その画業に戦争がどう影響したのかを検証します。作戦記録画を含む当時の作品に加え、写真、日記、書籍、書簡等の資料、親交が深かった藤田嗣治、佐藤敬、小磯良平等、他作家の記録画もあわせて紹介します。


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猪熊弦一郎《壮絶なる風景(コレヒドール)》1942年
©公益財団法人ミモカ美術振興財団

荒木経惟 私、写真。 Nobuyoshi Araki

2017年12月17日(日)-2018年3月25日(日)
*年末休館:12月25日(月)−31日(日)
社会の注目を集め続ける写真家の荒木経惟(1940- )は、人、花、オブジェ、都市など、さまざまな被写体で、「生」の生々しさをそのままに写し出し、「生」が必然的に内包している「死」もまた捉えてきました。そして、質量ともに他を凌駕する荒木の写真は、荒木自身の「生」そのものであり、その意欲は今なお留まるところを知りません。本展では、これまでの膨大な写真のなかから、プリントへの着色やコラージュ、フィルムの腐食などによって生と死を強く意識させたり、反転、撹乱させる作品を中心に展示するとともに新作も多数出品し、荒木=写真をご覧いただきます。
荒木経惟「死現実」1997年
©Nobuyoshi Araki
courtesy of the artist and Yoshiko Isshiki Office, Tokyo
猪熊弦一郎《Suihei no Michi》1956年
©公益財団法人ミモカ美術振興財団
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